※イメチェン注意
怖そう、一言多そう、若い子に厳しそう、芋ジャージ着てそう、女子力低そう、家事できなそう、男っ気なさそう、昼まで寝てそう、前髪足りなそう、年甲斐のないワンピース着てそう、髪の毛茹でたい…etc
アラフォーという年齢にそぐわぬ愛らしい容姿とは裏腹に、本編、そして阿知賀編の小鍛治健夜はあまりにも多くのネガティブイメージを抱え込んでいる。
それらのイメージが生み出す風評被害は甚大で、彼女が阿知賀女子・新子憧を評した際の「上手い下手はともかく」という一言が、若くて女子力の高いアコちゃんへの嫉妬から出た嫌味であると邪推されるなど、もはや看過できないレベルに到達している。この現状には私も常々頭を悩ませていたのだが、遂に先日、小林立大先生御自らの手によって、この悪しき風潮に聖なる一石が投じられた。
それがこちら

咲-Saki-新シリーズ「シノハユ」第0局にて、夜の銀座に現れた際の小鍛治健夜プロの姿である。
どこに出しても恥ずかしくない優雅なイブニングドレスをまとった彼女は間違いなく、この日この場所に集まった女性陣の誰よりもTPOを弁えており、オシャレで、品があり、女子力も高かった。
これだけで冒頭にあげたネガティブイメージの半数は覆されてしまう。
しかし、この1コマから読み取れる新しい小鍛治健夜像はまだまだある!。
時間を戻してシノハユ第0局の最初のページを見てほしい。その柱には、こう記されている。
「これは、阿知賀女子麻雀部がインターハイ決勝進出を決めた日の出来事」
阿知賀女子が決勝進出を決めた日とは、すなわち準決勝のあった日、阿知賀編7話から20話までの熱く長い一日のことである。そして小鍛治健夜はその日、件の準決勝の試合解説をしていた…
こんな姿で

服装が…変わっている!?
同じく瑞原プロらとの会合に出席した赤土晴絵は準決勝時と同じ服を着たまま現れたというのに!!!
これにより小鍛治健夜は同年代の女性と比較してもより女子力が高いことが判明した。
しかし、ここで一つ疑問が生じる。
この立派なドレスは一体どこから出てきたのか?、ということである。
(あれが小鍛治プロの私物であると仮定した上で)2つの仮説を検討してみた。
【前提】
1.インターハイ第71回の開催は8月上旬であり、その時期の東京の日の入りは18時~19時。
赤土晴絵が涙を流したシーン(阿知賀編20話)で既に外は真っ暗になっていることが確認できるため、準決勝終了時点でその辺りの時刻はとうに回っていることになる。
2.瑞原プロらとの会合は赤土晴絵が決勝を控えた選手たちを寝かしつける程度の時間帯に開かれた。22時~24時?
3.小鍛治プロは準決から決勝までの数日間、都内のホテルに滞在することになっている(阿知賀編20話)。
4.阿知賀編20話での小鍛治・赤土の遭遇時の会話からはその後会う予定があったとは考えにくい。よってあの会合は準決勝終了後に急遽開催が決まったもの。
5.前提1~2から小鍛治プロが着替えのために与えられた時間は多くて5時間。ただし準決勝終了時から少々時間があってから起きた前提4のイベントが存在するため、実際の猶予は更に短いものと思われる。
それは明後日の大切な用事のための衣装をこんな突発的な内輪の会合のために降ろしてしまっていいのだろうか、ということだ。
夜間の外出とはいえ真夏である。用途が用途だけに一度着てしまえばクリーニングは不可避であろう。しかしドレスの即日クリーニングとなれば依頼できるお店は限られる上に、万が一があっては許されない状況である。難しい。かといって、晴れ舞台のためのドレスを「一回着たくらいなら洗わなくても大丈夫大丈夫」なんてのも考えモノ。第一、小鍛治健夜がそのような人物であったとすれば冒頭のネガティブイメージが悉く正当化されてしまうではないか!そんなことは記事の主旨的に許されない。よって真実は↓の説に違いないのだ。
淑女である小鍛治女史が一度着た服を洗濯せずにまた別の日に着たりするはずはないのだから!
この説の問題は前のものとは反対に時間である。
およそ3~4時間しかない空白時間に丸の内→実家→銀座の移動ははたして可能なのか?
結論から言うとこれは可能である。
というのも、車で小鍛治プロの実家から大会会場まで移動した場合の所要時間が作中で明言されており(8巻番外編)、なんと片道1時間半。往復3時間でピッタリ間に合うのである。
ただし、同話で「帰りも送ってあげる」という福与恒子アナに遠慮することなく同乗している(こーこちゃんはすこやんを茨城まで送り帰した後一人でドライブして帰ることになる)ことから、小鍛治プロは免許(車)を持っていない可能性もある。(一緒に遊ぶのに別々の車に乗って移動なんて男じゃないとありえないのかもしれないが…)
そこで電車での所要時間も調べてみる。
小鍛治プロの実家はその出身校から茨城県土浦市と推定されている。なので電車の出発&目的を有楽町⇔土浦と設定して調べると…有料特急を利用して約1時間、それでなければ約1時間半!やっぱり往復可能じゃないか(歓喜)
以上の事実から小鍛治健夜という女性は、ちょっと友達と会うだけのために三時間かけて着替えを取りに行くほど、TPO、清潔感、オシャレなど様々なことに気が利き、またそれらの労力を表に出してアピールしたりしない大人の女性の鑑であることが明らかになった。
小鍛治健夜こそレディの中のレディ。ゆえに8巻番外編のぐうたらジャージ姿のすこやんはこーこちゃんが作ったCG映像に違いない。
すこやんをダメ女みたいに言うのは即刻やめるべきである。
「シノハユ」はすこやんが自らのイメージを改善するため私財を投げ打って始めさせた作品だったんだよ!

怖そう、一言多そう、若い子に厳しそう、芋ジャージ着てそう、女子力低そう、家事できなそう、男っ気なさそう、昼まで寝てそう、前髪足りなそう、年甲斐のないワンピース着てそう、髪の毛茹でたい…etc
アラフォーという年齢にそぐわぬ愛らしい容姿とは裏腹に、本編、そして阿知賀編の小鍛治健夜はあまりにも多くのネガティブイメージを抱え込んでいる。
それらのイメージが生み出す風評被害は甚大で、彼女が阿知賀女子・新子憧を評した際の「上手い下手はともかく」という一言が、若くて女子力の高いアコちゃんへの嫉妬から出た嫌味であると邪推されるなど、もはや看過できないレベルに到達している。この現状には私も常々頭を悩ませていたのだが、遂に先日、小林立大先生御自らの手によって、この悪しき風潮に聖なる一石が投じられた。
それがこちら

咲-Saki-新シリーズ「シノハユ」第0局にて、夜の銀座に現れた際の小鍛治健夜プロの姿である。
どこに出しても恥ずかしくない優雅なイブニングドレスをまとった彼女は間違いなく、この日この場所に集まった女性陣の誰よりもTPOを弁えており、オシャレで、品があり、女子力も高かった。
これだけで冒頭にあげたネガティブイメージの半数は覆されてしまう。
しかし、この1コマから読み取れる新しい小鍛治健夜像はまだまだある!。
時間を戻してシノハユ第0局の最初のページを見てほしい。その柱には、こう記されている。
「これは、阿知賀女子麻雀部がインターハイ決勝進出を決めた日の出来事」
阿知賀女子が決勝進出を決めた日とは、すなわち準決勝のあった日、阿知賀編7話から20話までの熱く長い一日のことである。そして小鍛治健夜はその日、件の準決勝の試合解説をしていた…
こんな姿で

服装が…変わっている!?
同じく瑞原プロらとの会合に出席した赤土晴絵は準決勝時と同じ服を着たまま現れたというのに!!!
これにより小鍛治健夜は同年代の女性と比較してもより女子力が高いことが判明した。
しかし、ここで一つ疑問が生じる。
この立派なドレスは一体どこから出てきたのか?、ということである。
(あれが小鍛治プロの私物であると仮定した上で)2つの仮説を検討してみた。
【前提】
1.インターハイ第71回の開催は8月上旬であり、その時期の東京の日の入りは18時~19時。
赤土晴絵が涙を流したシーン(阿知賀編20話)で既に外は真っ暗になっていることが確認できるため、準決勝終了時点でその辺りの時刻はとうに回っていることになる。
2.瑞原プロらとの会合は赤土晴絵が決勝を控えた選手たちを寝かしつける程度の時間帯に開かれた。22時~24時?
3.小鍛治プロは準決から決勝までの数日間、都内のホテルに滞在することになっている(阿知賀編20話)。
4.阿知賀編20話での小鍛治・赤土の遭遇時の会話からはその後会う予定があったとは考えにくい。よってあの会合は準決勝終了後に急遽開催が決まったもの。
5.前提1~2から小鍛治プロが着替えのために与えられた時間は多くて5時間。ただし準決勝終了時から少々時間があってから起きた前提4のイベントが存在するため、実際の猶予は更に短いものと思われる。
決勝用の勝負服だった説
前提3より、このドレスは小鍛治プロが決勝戦の解説時、あるいはその後のパーティーでの着用を考えて、元々ホテルに持ち込んでいたものであった可能性が存在する。この場合は時間の心配が無用となり、設定的な部分での問題はなくなる。一見すると最有力説…しかし、この説には別の問題点が存在する。それは明後日の大切な用事のための衣装をこんな突発的な内輪の会合のために降ろしてしまっていいのだろうか、ということだ。
夜間の外出とはいえ真夏である。用途が用途だけに一度着てしまえばクリーニングは不可避であろう。しかしドレスの即日クリーニングとなれば依頼できるお店は限られる上に、万が一があっては許されない状況である。難しい。かといって、晴れ舞台のためのドレスを「一回着たくらいなら洗わなくても大丈夫大丈夫」なんてのも考えモノ。第一、小鍛治健夜がそのような人物であったとすれば冒頭のネガティブイメージが悉く正当化されてしまうではないか!
実家まで帰って着替えてきた説
当ブログが推奨するのはこの「実家まで帰って着替えてきた」説である。淑女である小鍛治女史が一度着た服を洗濯せずにまた別の日に着たりするはずはないのだから!
この説の問題は前のものとは反対に時間である。
およそ3~4時間しかない空白時間に丸の内→実家→銀座の移動ははたして可能なのか?
結論から言うとこれは可能である。
というのも、車で小鍛治プロの実家から大会会場まで移動した場合の所要時間が作中で明言されており(8巻番外編)、なんと片道1時間半。往復3時間でピッタリ間に合うのである。
ただし、同話で「帰りも送ってあげる」という福与恒子アナに遠慮することなく同乗している(こーこちゃんはすこやんを茨城まで送り帰した後一人でドライブして帰ることになる)ことから、小鍛治プロは免許(車)を持っていない可能性もある。(一緒に遊ぶのに別々の車に乗って移動なんて男じゃないとありえないのかもしれないが…)
そこで電車での所要時間も調べてみる。
小鍛治プロの実家はその出身校から茨城県土浦市と推定されている。なので電車の出発&目的を有楽町⇔土浦と設定して調べると…有料特急を利用して約1時間、それでなければ約1時間半!やっぱり往復可能じゃないか(歓喜)
以上の事実から小鍛治健夜という女性は、ちょっと友達と会うだけのために三時間かけて着替えを取りに行くほど、TPO、清潔感、オシャレなど様々なことに気が利き、またそれらの労力を表に出してアピールしたりしない大人の女性の鑑であることが明らかになった。
小鍛治健夜こそレディの中のレディ。ゆえに8巻番外編のぐうたらジャージ姿のすこやんはこーこちゃんが作ったCG映像に違いない。
すこやんをダメ女みたいに言うのは即刻やめるべきである。
「シノハユ」はすこやんが自らのイメージを改善するため私財を投げ打って始めさせた作品だったんだよ!


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Comments
咲日和では、解説が終って、こーこちゃんと打ち上げに出向いています(「衝撃の美人雀師」の二つ名を付けられる回)ので、実家に帰る時間は無いように思います。(服装の細部が若干違うので別の日かもしれませんが・・)
私は逆に、0話のすこやんのドレスは、知人同士の集まりにしては少々気合入り過ぎじゃないか?と思ってましたw
私は逆に、0話のすこやんのドレスは、知人同士の集まりにしては少々気合入り過ぎじゃないか?と思ってましたw
>名無しさん
ΩΩ Ω
>隣のさん
アニメすらパラレル扱いすることが多いので咲日和を考慮するという発想はなかったですw
はやりんのメールじゃどんな店か分からないから万全の用意していくすこやんはやっぱり賢い!
>名無しさん
放送終了後にあの服のまま会場うろついてるのでやっぱ私物じゃないですかね?
ジャージは「完璧すぎる近寄りがたい女」のイメージを崩すための演出ですね。
>名無しさん
ん?
>名無しさん
もしもはやりんの用意した店が高級レストランだったらすこやんしか入れませんよ!
そういう店を想定した格好で来るという所に瑞原プロや小鍛治プロの生活水準が垣間見えた気がする…
ΩΩ Ω
>隣のさん
アニメすらパラレル扱いすることが多いので咲日和を考慮するという発想はなかったですw
はやりんのメールじゃどんな店か分からないから万全の用意していくすこやんはやっぱり賢い!
>名無しさん
放送終了後にあの服のまま会場うろついてるのでやっぱ私物じゃないですかね?
ジャージは「完璧すぎる近寄りがたい女」のイメージを崩すための演出ですね。
>名無しさん
ん?
>名無しさん
もしもはやりんの用意した店が高級レストランだったらすこやんしか入れませんよ!
そういう店を想定した格好で来るという所に瑞原プロや小鍛治プロの生活水準が垣間見えた気がする…
しかしあのアラフォー芋ジャージがあのようなお洒落なドレスを所持しているとはやはり考え難い
そこで視点を変え、待ち合わせ場所に到着した際すこやんは野依プロと一緒だったという点に注目してみよう
更にそのコマ、二人の身長や肩の位置など体型が同じである事が分かる
つまりすこやんは仕事終わりに会場付近にある野依プロの自宅あるいは現在宿泊しているホテルに直行し、そこで野依プロが所持していたドレスを借りた
もちろんアラフォーにもなってドレスを借りるために押し掛けるという厚かましい真似をするとは思えないので、ドレスとは別に野依プロの自宅やホテルに用があったと考えられる
そして野依プロの服を借りなければならならなかった理由
おそらくその時点では特に服を着ている必要はなかったので、既に洗濯機やホテルのクリーニングサービスに出していたため着替えがなかったものと思われる
そこへはやりんからのメールが届き、急遽ドレスを借りて二人で待ち合わせ場所へ向かった
ご存知の通り咲-Saki-世界においてはレズほど強い傾向が指摘されているし、ましてやグランドマスターの異名を持つ彼女が新道寺出身のド変態を夢中にさせる性技を持っていたとしても何ら不思議ではない
そこで視点を変え、待ち合わせ場所に到着した際すこやんは野依プロと一緒だったという点に注目してみよう
更にそのコマ、二人の身長や肩の位置など体型が同じである事が分かる
つまりすこやんは仕事終わりに会場付近にある野依プロの自宅あるいは現在宿泊しているホテルに直行し、そこで野依プロが所持していたドレスを借りた
もちろんアラフォーにもなってドレスを借りるために押し掛けるという厚かましい真似をするとは思えないので、ドレスとは別に野依プロの自宅やホテルに用があったと考えられる
そして野依プロの服を借りなければならならなかった理由
おそらくその時点では特に服を着ている必要はなかったので、既に洗濯機やホテルのクリーニングサービスに出していたため着替えがなかったものと思われる
そこへはやりんからのメールが届き、急遽ドレスを借りて二人で待ち合わせ場所へ向かった
ご存知の通り咲-Saki-世界においてはレズほど強い傾向が指摘されているし、ましてやグランドマスターの異名を持つ彼女が新道寺出身のド変態を夢中にさせる性技を持っていたとしても何ら不思議ではない
アラフォークラスはラグジュアリーホテルのスイートにでも宿泊してそう。
なので、衣装関係はホテル専属の人にクリーニングやらお任せ、
勝負服も有楽町~銀座のお店で店員さんに言われたまま買ってそう
年増組のホテル情報も公開されるべき(憤怒)
なので、衣装関係はホテル専属の人にクリーニングやらお任せ、
勝負服も有楽町~銀座のお店で店員さんに言われたまま買ってそう
年増組のホテル情報も公開されるべき(憤怒)
元とは言え世界レベルの雀士で、今でも解説任されるくらい+実家暮らしだから貯蓄は結構あると想像できる
銀座集合と聞いて→TPOを考え銀座でお買い物→そのままBARへ・・・ みたいな事も充分やってのけそう
見立てが、こーこちゃんだったりすると良い感じで萌えれますなw
銀座集合と聞いて→TPOを考え銀座でお買い物→そのままBARへ・・・ みたいな事も充分やってのけそう
見立てが、こーこちゃんだったりすると良い感じで萌えれますなw